時計のシェイプといえば丸か角、という常識が覆された1970年代。加工技術の進歩などもあり、ユニークなアイデアや実験的なデザインが生まれ多くの名作時計が生まれました。ミッドセンチュリー期を経た1975年、当時まだ新しかったクォーツラインから発売されたこちらはクッションシェイプと呼ばれる37mm幅のステンレススチール製ケースにブレスレットを合わせ、針の根元を文字盤と同色にすることで時針、分針、秒針が浮いているように見える“フローティング”というギミックのデザインを採用。そのコンセプトと見た目から、ファンの間では「ミステリーダイアル」のニックネームで呼ばれるモデルに煌びやかなゴールドモデルが登場。ヴィンテージのようでいて新しさも感じられる、タイメックスのアーカイブから選ばれたユニークなモデルをお楽しみください。