取り扱い以来、昨今の生活様式に柔軟にマッチして大人気のCIEのバッグ。
コレクターズではこの春、なかでも一番人気のビジネスバックパックに別注仕様を施した、
「VARIOUS plus」をリリースします!リリースを記念して、
デザイナーさんにもたっぷりお話しを聴きまして、「CIE シー」の人気の秘密を大解剖!
別注アイテムと、人気の定番シリーズもこの機会に大紹介!
この春買うべきアイテムがきっと見つかる特集をお届けします!
(最終更新日:2022年6月1日)
まずはブランドの紹介と、デザイナーインタビューから。
CIE(シー)の商品を手にして頂いた結果に至るまでの経緯を追求、
「原因」を考察し、新たなる「結果」に繋がる探求心から日々アップデートの反覆
結果=原因=結果…
この反覆的な方程式の元『REAL GOODS』をキーワードに
様々な人のライフスタイルに「新しい価値観」を提案するブランドです
それでは、藤岡氏、中井氏のプロフィールの紹介を交えたインタビューを。なかなか聞けない「デザイン」の裏側のお話し、興味深いです!
マスターピースやアッソブといった著名なブランドでのご経験もある藤岡氏。デザインの良さだけでなく、機能的なギミックもちゃんと効かせているところが藤岡氏のデザインのウケている理由なのかなと思います。ユーザーにとってはメリットしかない、クオリティとコスパを両立させるための工夫とこだわりに、モノづくりに対する内に秘めた熱量を感じます。
素材からアイディアが浮かんだり、音楽を聴いてるとデザインが湧いてきたりと、どこか直感的な印象を受けますが、担当された「GRID」「ENOUGH」といったシリーズは、見た目のデザインだけではなく、「物を運ぶツール」という鞄の役割においても、これまでにない収納ギミックなどで新しいアプローチをされているように感じます。「道具」としての緻密な設計や、フィールドテストなど試行錯誤も繰り返してプロダクトに至る過程にストイックさを感じます。(建築家の難波和彦氏と言えば「箱の家」ですが、なにか通じるところがあるような...。)以上、中井氏のインタビューでした。
さて、お二人の興味深いお話をうかがったところで、ここからは、コレクターズのショップスタッフからキャッチアップした『CIEが選ばれている理由』について、またまた掘り下げていただきました!
お客様がCIEに決めた理由で多かったのは、「軽さ」「デザイン」「日本製」、そして「収納力」。
それぞれお話を伺いました!
生地からパーツに至るまで…。勝負は素材選びから始まっていました。さらに「芯材」などの目に見えない工夫まで、、軽さと丈夫さの両立、、さすがです!
「名脇役」という言葉、CIEのバッグにピッタリな印象がありますね。毎日の生活にアジャストしてくれる優等生は、一体感を意識したデザインから産まれていました。
長年付き合いのある国内工房、職人さんだからこそのメリットと信頼のクオリティ。さらには国内のものづくりを盛り上げていきたいというお気持ち。応援したくなりますね。
用途を明確にデザインする収納もあれば、使い勝手に合わせるための「曖昧な収納」も用意したり。ユーザーにアジャストするバッグづくりは、「モノを持ち運ぶ道具」という原点がお二人に共通しているからこそ。と、言葉にするのは簡単ですが、お二人のバッグに対する思い、探求心にはただただ感服するばかりです。
藤岡さん、中井さん、ありがとうございました!
…なかなかの文字数でお届けするこの特集、まだまだ続きます!
さて、CIEの人気の秘密、デザインやクオリティへの想いをじっくり伺ったところで、
コレクターズで扱っているCIEの定番シリーズをご紹介!担当されたシリーズごとに両氏のコメント付きです!
シンプルデザインで汎用性の高いCIEのアイコン的なシリーズ。後ほどご紹介する別注アイテムのベースとなったバックパックの他にも、街歩きに便利なミニサイズのバッグたちも好評なんです。
ということで、「折りたたんで間に挟む」というアイディアが踏襲されたミニショルダーには、自由度の高い「二層式+テープ」の収納ギミックを搭載。脱いだ上着をひっかけたりと街歩きや旅行のお供に最適です。
どれも試行錯誤を繰り返したというだけあって丁度いいサイズ感、CIEの幅広い人気を裏付ける代表的なシリーズとして君臨しています!
ミリタリーを意識した素材やギミック、細部にこだわりが感じられるデザインが特徴のシリーズ。まずは中井氏の解説をどうぞ。
「コーデュラポリカーボネート」、「モールシステム」、そして試作を重ねた「セージカラー」と、いわゆる「メンズ的こだわり感」が満載ですが、じつはこのシリーズ、女性のユーザーも多いんです。秘密は軽さと、素材のプレーンな表情としなやかさを活かした都会的なスマートシルエット。テープの立体感もいいアクセントです。
CIEのラインナップの中でも特に女性に人気のFLOW。ファッション誌にもたびたび紹介されるこのシリーズはオーセンティックだけどちゃんと今ドキアウトドアなデザインがポイント。実は、ちょっとニッチな「生地」が企画の出発点でした。(ウェーダーって、初めて聞きました…)。
ちなみに、藤岡氏ご自身は渓流釣りはしないとのことです(笑)。が、アウトドアもお好きなだけあって、(かなり細かいディテールですが)ブランドロゴパッチにはフィッシングベストなどで釣り針をくっつけておくために貼られる面ファスナーのメス側の素材を採用するなど、落とし込みっぷりが見事です。一方ユーザーとしてはそんなこと気にせず、肩ひじはらずに何処へでも持って行けそうな雰囲気。60/40クロスのような素材感、、、カジュアルな感じにはほんとに相性良いですし、知れば知るほど楽しくなるこういう感じ、お好きな方多いと思います。
「GADJET POCKET SYSTEM」という、特徴的な蛇腹式収納を搭載した「ENOUGH」シリーズ。21年秋冬からリリースのニューカマーです。こちらも中井氏のコメントをどうぞ。
メインルームにうっかり放り込んでしまったフリスク…永遠に行方不明だったりしますよね。ポケットの多いバックも増えてきていますが、最大の特徴は「一か所にまとめた」ところ、そして「リュック上段に配置した」というところでしょうか。実際にポケットを広げると、大小さまざま、なんと10個に仕切られているので、フリスク、リップ、名刺入れ、モバイルバッテリー、、ほぼほぼ収まりそうです。また、リュックの上段に設置されていることで、デスク脇にバッグを床に立てておかないといけないシチュエーションなど、座ったままでもパッとアクセスできそうなポジションにポケットがくるんです...!これ実は、かなりありがたいかも。ミニショルダーも可愛いいですね、旅行なんかに良さそうです!
さて、定番シリーズをじっくりご紹介したところで、
お待ちかねの別注モデル「VARIOUS Plus」ご紹介します!
人気の「VARIOUS」バックパックを、コレクターズらしい視点で特別仕様にアレンジ。企画に携わったバイヤーの伊澤氏の解説付きでご紹介します!
別注のポイントを教えてください。
ポケットを追加してもらおうと思ったきっかけは?
だから「プラス」なんですね。取り外し可能なポケット、こだわったポイントは?
サコッシュポケットに実際に収納してみました。充電ケーブル2本、モバイルバッテリー、オンラインMTGで便利な折りたたみスマホスタンド、ハンドクリーム...etc。
サコッシュとしてもしっかり使える仕様はお得感がありますね。コスパも意識しました?
なるほど。コロナ禍で出張もタイトになったという話、聞きますもんね。デザイン的にも単体で使用しても全く違和感がないですし、ビジネスユースでも無問題なきちんと感がありますね。
カラーリングのポイントは?
たしかに、CIEのどこか優しい雰囲気の秘密は隠れた曲線美かもしれませんね。カジュアル、ビジネスどちらでもよさそうですね。
ありがとうございました。
バイヤー伊澤氏も大満足の「VARIOUS Plus」、最後に藤岡氏、中井氏にも一言ずつコメントをいただきました!
VARIOUS Plus は3月からコレクターズ各店、オンラインストアで発売です。
いかがでしたか?
デザイナーの藤岡氏、中井氏のCIEというブランド、モノづくりに対するこだわり、そしてコレクターズ別注「VARIOUS Plus」のポイントをたっぷりお届けしました。
まだまだ、自由がきかない昨今ですが、やりたいことや行きたいところ、せっかくのお出かけには、使い勝手、デザインともに納得のいくバッグをお供にしたいところです。「使う人のこと」を考えながら挑戦を続ける作り手のこだわりが詰まったイチオシブランドCIEのバッグ、この春からの相棒に、おすすめです!!